第1回、一種一級の障がいのある友人と沖縄旅行。何を見るのか、どんな人たちに出会うのか。

今日から20年来の友人である一種一級の森下善和さんという友人と沖縄を2週間かけて旅行します。

森下さんはこれまで長年、車椅子の一人旅を敢行してきました。彼は弱者がいるところ、困っている人たちが生活するところ、それを優先的に旅先を決めます。

写真は夕食を共にした沖縄料理店での写真です。手が使えないのでいわゆる「犬食い」です。ビールはストローで飲みます。自分ができることは時間がかかっても自分でする。できないことは人に頼む。右足のつま先しか自由にならない彼の周りには、いつも人が集まります。そしてみなさん、何かを頼む言語障害のある彼の言葉を理解しようと真剣な表情で顔を近づけます。そうしているうちに森下さんが戸惑うほど、泣き出す人も多い。

私は傍観者という立場です。「どうしてもできないことがあったら言ってね」と彼には伝えています。

65歳になった彼の多分、最後の挑戦です。どんな出来事が待っているのか。日々アップしていこうと思っています。

よろしくお願いします。

根岸康雄

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